脳神経外科 医師(常勤)
皆様のご応募を心よりお待ちしております。
(病棟、病院見学も随時受け付けております。)
具体的要件
年齢 | 不問 ただ、急性期ではon-callや当直というものもあるため、 それらが難しい先生方に対しては、主に回復期をみていただく、など、 業務のバランスを考える必要がありますので相談させていただきます。 【働き方の例】 |
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専門分野 | 脳神経外科、神経内科、救急科、内科 他
脳神経外科以外の専門分野の先生に関しては、脳血管内治療専門医を目指す、または、脳卒中を専門にしたい方を募集致します。脳神経外科を標榜していますが、現在血管内治療の発展に伴い、脳神経外科以外の医師も脳卒中治療に参画することができる、という時代だと思います。 |
経験 | (脳神経外科医の場合) 脳神経外科学会専門医があること(ないが、今後受けたいという方も相談に乗ります) 脳血管内治療学会専門医に関しては不問(当院は研修施設でもあるため、いずれ専門医試験の受験は可能と思います) (神経内科、放射線科、救急科、他の場合) |
勤務 | 勤務:週5日 On-callや当直に関しては、週1-2回程度となりますが、人数配分や学会参加などのために適宜増減があると思います。 |
最重要なこと | 自分が当番のときに来る患者さんに関しては、どんな事情に関わらずすべて見ること。 たとえば紹介、救急依頼があった場合に、断るために時間や言葉を労する暇があったらみてしまうこと。我々がいくら「大丈夫だ」と言っても、相談してくる先生は不安だから相談してくるわけですし、救急隊の皆さんも「脳卒中かもしれない?」から搬送を依頼してくるわけです。医学的に正しいことを言っても、診た上で「大丈夫だった」ならば先方は理解してくれますが、診ないで医学的な正論だけで断れば、患者さんが「大丈夫」だったとしても先方から「大丈夫だった」と思われることはありません。それは相手に対して失礼となりますし、自分の周囲のスタッフに対して多大な迷惑をかけることになります(「あの病院は診てくれない、または診てくれなかった」という評価が残るだけ)。自分のした行動が、どのように我々仲間、そして病院という組織に影響するかをきちんと考えて行動すること。我々の仕事は患者さん主体ですから、自分の判断や主観だけでは通りません。相手に理解していただいて初めて、自分や自分の属する組織が評価を受けるということになるわけです。このようなことは、自分を逆に相談する立場に置き換えてみれば理解できると思います。 |
現在、当施設で使用可能なもの (設備・システム等)
手術顕微鏡 |
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ライカ(ICGあり)、ドップラー、Yasargil temporary Clipセットあり、術中エコー可能、神経モニタリング可能 |
血管造影室 |
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脳神経外科専用、専用麻酔器あり、術中エコー可能、各種神経モニタリング可能、血管内治療各種デバイス常備 Simens Artis Q,Toshiba |
SIEMENS Artis Q BA
手術記録保存システム |
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CARINA(すべての顕微鏡操作、血管撮影、血管内手術データを保存) |
脳神経外科カンファレンス室 |
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手術画像がオンライン・オフラインで閲覧可能 文献検索可能 |
脳神経外科実験室 |
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バイパストレーニング等、顕微鏡が常備されていて可能 |
SPECT(緊急も対応可) |
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SPECT-CT
CT(64列)、MRI(1.5T) |
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TOSHIBA Aquilion CX 64列
TOSHIBA EXELART Vantage 1.5T
検査室にエコー機器3台、EEG, Holter ECG |
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常勤 ① ②
診療科目 | 脳神経外科 |
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業務内容 | ① 入院患者さんを診る 通常のフルタイムのパターン 入院患者さんを診る、週5勤務(研究日の曜日 要相談)、外来(週1コマ、または2コマ)、病棟管理、検査、手術 ② 外来メインのパターン |
勤務時間 | ①9:00~17:30 週5日勤務、当直有 0.5~2日/週(応相談)(※On-call 体制あり) ②9:00~18:00(休憩1時間) |
給与 | ご経験年数と専門医の有無等によりご相談させていただきます。 |
休日 | 日曜・祝日、夏季休暇、年末年始、有休(①のみ) |
研究日 | 要相談 |
備考 | ・住居 応相談(①のみ) ・当院以外での副業等の勤務は禁止させていただきます。(①のみ) ・ホームページから応募の方には支度金提供いたします。(金額は面接時ご案内) |
お問い合わせ | 医療法人社団曙会 流山中央病院 担当 事務長 電話 04-7154-5741 FAX 04-7155-0450 |
当科の構成ですが、私自身が1人で始め今の体制を作ってきたこともあって、5名のうち4名は、それぞれ違う大学を辞し、当院に集まった先生方です。1名、東京女子医科大学東医療センターから脳血管内治療の勉強にきてくれている先生がおります。
脳卒中が主な対象疾患ですが、開頭・血管内治療という壁はなく、適正な方で治療を行うというスタンスで行っています。動脈瘤や頸動脈狭窄症は両者のオーバーラップが多い領域ですが、やはり双方を知らないとバランスの良い治療はできません。また、悪性脳腫瘍以外のほぼすべての疾患群をカバーしており、MVD(顔面けいれん、三叉神経痛)なども行っています。CEA, MVDなど、特殊性のある手術に関しても、私がその道の専門の先生のところへ勉強に行き、可能にしてまいりました。手術によっては自己流は良くないため、王道を学ぶということが必要だと感じたからです。
そして、それらの手術をより安全にするため血管撮影装置を始めとし、手術用顕微鏡、各種神経モニタリング、SPECT(ARG-SPECTや、緊急に対応したIMP-SPECT)など、脳疾患にとって必要なものをこの6年でほぼそろえたところです。
このたび、回復期病院の立ち上げに伴い(2019年秋開設を現状では予定)、脳神経外科病棟を新しくし、「脳卒中センター」の開設を行うにあたり、2-3名程度の増員が現状、必要ではないかと考えており、急性期、回復期をカバーし、脳卒中センター的な役割を果たしてゆくために、新しいメンバーの加入をこのたび求めることと致しました。
細かなことは相談が必要と思いますが、自分の考えで来る、という方であれば、歓迎したいと考えています。また、私自身は血管内治療と開頭手術を両方行ってきた経験から、これらを分けることなく、勉強したい人は勉強でき、また、脳神経外科以外でも脳卒中を学び、脳血管内治療を行いたい、という医師が自由に学習できる環境というものも、重要であると考えています。